【掃除一覧表より】無垢フローリング 掃除の基本的な方法と頻度

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共働き夫婦 掃除一覧表より 半年に一度のフローリングワックス掛け
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こんな人に読んでほしい! お手入れは大変そうな無垢フローリングのワックス掛けの頻度を知りたい 掃除の基本的な方法を知りたい フローリングの掃除をどの用意しているか知りたい

家の掃除の中でも大変な労力と時間がかかりそうなフローリングのワックス掛けを、どのくらいの頻度でどのような方法でするのがいいのか悩みますね。

私の家では無垢フローリングでオイル系の自然塗料で塗装されたものを使っています。 フローリングに適した方法で日々の掃除をして、半年に1度ワックス掛けを行っています。

私は家の掃除をルーティン化して、場所ごと頻度毎に掃除の内容を細かく書いた「お掃除一覧表」を作っていて効率よく掃除をしています。

この記事では

家の掃除をルーティン化していて、半年に一度行っている無垢のフローリングのワックス掛けについて解説しています。

私は無垢のフローリングを扱う会社に勤務しているので、無垢のフローリングに対しての知識と思い入れはたっぷりとあります。住み始めて9年経った現在もキレイさを保てています。

目次

無垢フローリング 塗装の種類による取り扱いの違い

無垢フローリングの掃除を始める前に、無垢フローリングがどういうものでどのように取り扱いをすればいいのか知る必要があります。

無垢フローリングとは?

天然の木をそのまま加工しただけの板材のことです。木そのものの色や木の目を見ることができ、肌触りも良く温もりも感じるものがあります。

無垢フローリングではないものは、表面だけ天然の木を使っていて下の材と貼り合わせたものや、木っぽく見えるテープを貼ったビニール感が漂うフローリングなどがあります。

無垢フローリングのメリットとデメリット

天然の木を使っている無垢フローリングのメリットとデメリットはこのようなことが考えられます。

メリットデメリット
木のぬくもりを感じられる
自然な風合いを感じられる

少々の傷は自分で補修ができる
着色塗装して好みの色にできる
伸縮・膨張・反りが起こりやすい
傷が付きやすい
水に弱い
定期的なお手入れが必要

無垢フローリングの種類

無垢フローリングは、木の種類・サイズ(厚み・幅・長さ)・グレード・塗装の有無とその種類によりメーカーごとに様々な商品があります。

お手入れ方法が違ってくるのは、主に塗装の種類によってです。

塗装の種類は大まかに分けると、ウレタン塗装とオイル塗装があります。それぞれの特徴とお手入れ方法は下記の通りになります。塗料の種類は沢山あるので使う塗料によっては特徴やお手入れ方法が異なる場合もあります。

特徴お手入れ方法
ウレタン塗装表面を固くコーティングする
光沢があるものが多い
水に強く汚れも付きにくいがキズは目立ちやすい
水拭きが可能
特別な手入れをしなくてもよい
オイル塗装天然素材のオイルを木材に浸透させる
自然に近い風合いがある
水に弱く汚れも付きやすい
水をこぼしたらすぐに拭き取る必要あり
定期的にメンテナンスが必要

わが家のフローリング

無垢フローリングの特徴と塗装の違いが分かったうえで、私の家のフローリングの紹介です。

1階 玄関からダイニング・リビング(約20畳)

  • オーク オスモ塗装(テラ色) 節ありグレード 厚み18ミリ幅120ミリ

2階 寝室・クローゼット・洋室(合計20畳)

  • オーク リボス塗装(ウォールナット色) 節ありグレード 厚み15ミリ幅90ミリ
フローリング オーク
1階フローリング

オスモ塗料もリボス塗料もドイツの天然塗料です。オスも塗料はひまわり油、リボス塗料は亜麻仁油が主成分になりますが、どちらも安全性の高い塗料です。

オイル塗装の無垢フローリング 基本的な掃除方法

オイル塗装をした無垢フローリングは、水に弱くて定期的なメンテナンスが必要になります。

水などをこぼしてしまったら

ある程度の撥水性はあっても水をこぼしたりすると、木に水分が染み込んで染みになることがあります。その場合はすぐに乾いた雑巾で拭き取りをする必要があります。水だけでなくても、汚れを付けてしまったらすぐに拭き取りましょう。

私の家では、キッチン・洗面所など水回りには無垢フローリングは使っていません。

日々のお手入れ

私の家では、日々のお手入れは週末に掃除機かクイックルワイパーを使ってホコリを取っています。クイックルワイパーは、ドライシートを使います。

大人二人暮らしで、共働きで平日は不在時間も長いので、お子さんがいる家庭や家族が多い家庭と比べて、散らからないしホコリも経ちにくいです。かつ24時間換気システムと全館空調システムのお陰で家全体にホコリがたまりにくいです。そのため週一度の頻度でキレイを保てています。

無垢フローリングでも、柔らかい素材の木だと傷が付きやすいので掃除機かけを避けたほうが良かったり、木の種類によってはドライシートの成分で変色してしまう場合もあるのでご注意してください。

定期的なメンテナンス

オイル塗装は使っていくうちにツヤがなくなり撥水性も落ちてきてカサカサになってくるので、半年から1年に一度の頻度でワックス掛けをオススメします。塗料メーカーからも半年から1年に一度くらいの頻度のワックス掛けが推奨されています。

私の家では「半年に1回ワックス掛けをする」と掃除する頻度を決めて、掃除一覧表に予め組み込んでいます。1階・2階で塗装が違いワックスも違うので、ワックス掛けをする月をずらしています。

フローリングのワックスの選び方

メンテナンスに使うワックスは、使っている塗料に合わせたものを使うと塗装を傷めずに簡単にキレイにすることができます。塗装してある塗料と同じ商品のメンテナンスが用意されているのでそれを使うことをオススメします。

普段のお掃除では取り切れない汚れを落としながら、ワックス掛けができるものが用意されています。

オスモ塗料はオスモワックスアンドクリーナー、リボス塗料はグラノスというワックスクリーナーがあります。ホームセンターなどで扱いがないことも多いので、ネット販売で購入するほうが手に入りやすいです。

フローリングのワックスの掛け方

1階の無垢フローリングは、オスモの「ワックスアンドクリーナー」を使って下記のようにワックス掛けをしています。

STEP
床においてあるものを片付ける

掃除の基本です

STEP
表面のホコリを取り除く

普段行っているように落ちているゴミは拾ってホコリは取り除く

STEP
乾いた雑巾を使って薄く塗り広げる

ワックスアンドクリーナーは、1m2に小さじ2杯程度を乾いた布などを使って塗り広げます。頑固な汚れにはちょっと多めにつけて擦って汚れを取ります。

ドロッと乳化したような液体で缶を振ってちょっと出せば、サラサラ~っと広い面積拭くことができます。力を込めなくても汚れは落ちます。

STEP
自然乾燥させる

塗り終えたら自然乾燥。大体30分~40分あれば乾きます。

ワックス自体臭いがそれほどないので家中が臭くなる心配はないです。

STEP
作業は全部を通して1時間ほどで完了

築10年弱 無垢フローリングの現状

住み始めて10年近く経つ私の家の無垢フローリングは、こまめにワックス掛けをしているので今でもきれいさを保てています。 小さなキズや椅子の跡はあってもそれは味だと思っています。

オーク材のフローリングを使っている人と話をする機会がありました。半年に1度という頻度に驚かれました。中には、入居して数年ワックス掛けをしていない人もいました。

フローリング 2階
2階フローリング

まとめ

無垢フローリングとはどういうものかから始めて、私が行っているメンテナンスについて紹介しました。無垢フローリグを使いたいけど、どういうものか分からないとかどうメンテナンスしていいのか分からない方にも参考になればと思います。

また、家のワックス掛けをするのは大変だしやりたくないな、と思っている方も、年間を通して行う掃除の一覧表をつくって何月にすると決めておくと重い腰も上げやすいです。

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